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見落としがちな短頭種たちとの暮らしで気をつけたいこと

PECOLO Food Stand L-tall / CACAO


「鼻ペチャさん」「ブヒさん」などの愛称で親しまれている犬種たちがいます。

そう呼ばれるのは、頭蓋骨の長さ(スカル)の幅に比べて鼻の長さ(マズル)が短いという理由からで、そんな犬種のことを「短頭種」といいます。

ちなみに犬は頭の形によって、頭の形によって、短頭種を含め3種類に分類されています。


・頭蓋骨の長さと鼻の長さが同じ    :中頭種(レトリーバー種やスパニエル種など)

・鼻の長さのほうが頭蓋骨の長さより長い:長頭種(コリー種、ハスキーなど)


細かい犬種については愛すべき短い鼻を持つものたち の記事の中で取り上げていますのであわせてご覧ください!



彼らとの暮らしで気をつけたいことはたくさん!


そんな特徴を持つ彼らとの暮らしは、ただかわいいと愛でるのではなく、そういった特徴をよく理解し、日々ケアをしてあげることでより安心に快適に過ごすことができます。


そんな彼らと暮らすにあたって特に気をつけたいことはたくさんありますが、啓発されるものの多くは呼吸に関わることや皮膚のことが多いですが、今回はあまり他では取り上げられないものにスポットを当てたいと思います!


くりくりおめめを守れ!!




彼らの特徴で鼻ぺちゃと同じくらいチャームポイントに上げられるのがクリックリの目です!


頭の部分を真上から見るとよくわかりますが、横に飛び出しているためとても目立ちます。

それはつまり守られていない状態でもあります。ですのでちょっとしたことでもダメージを受けることが多いのです。

犬種によっては皮膚が下がっていて覆われている場合は、プロテクトの役割をしているのでダイレクトにダメージを受けることは少ないですが、同じように気をつけてあげるに越したことはないですね。

ちなみに例えば、

・犬同士で遊んでいる時

・お散歩の時

・家の中で盛り上がった時

などなど

こういった時に割と最初にダメージを受けるのが目です。

目が飛び出しているというのももちろんですが、もう1つ理由があります。



それば、「鼻が短い」ということ。


前方の何かにぶつかる時にクッションの役割もしてくれるのが「鼻」なのですが、彼らはそんなわけで先に目の方が当たってしまうことが他の犬種に比べると確率が多くなります。



食事の時の落とし穴?!


と、ここまでのことは、以前に比べると割と知れ渡ってきた情報ですが、見落としがちなのが「食事の時」です!!!


先述のように他の犬たちに比べて、何かと目が犠牲になりやすい彼らですが、それは食事の時にも起きるのです。


ズバリ、「食器に眼球が当たる。」です。



マズルが短いため、ご飯を食べようとすると目が食器にとても近くなります。


もちろん個性があるので、色々気にしてそぉ〜っと食べる子もいますが、ご飯に一直線なタイプだったり、ついばむように食べるようなタイプの子だと夢中になりすぎて自分が気づかないうちに当たってしまっていることもあります。


そういったことがきっかけになり眼球の表面が傷ついてしまったり、そのことによって目のトラブルにつながることはできるだけ避けたいですよね。



毎日の食事環境でできるケア


前に体重がかかりすぎないこと、食べる量にも顔の特徴にも合う器を使うことでも先述のような負担に配慮することができます。


PECOLO Food Stand S / SAKURA

PECOLOの譲れないこだわりでもお話しましたが、Food Standを考案したのは当時の愛犬だったチワワの食事姿を見て、より良いものを作りたいという思いからです。

体への負担はさまざまで、食道や胃、肩や背中などはもちろんですが、眼球が食器に当たることもなんとかしてあげたいと考えていました。


「たかが食器、されど食器。」


人に限らずどんな生き物も、毎日の積み重ねが年齢を重ねた時に現れると言われていますので、食事もかなり大きく影響することが考えられます。


一緒に暮らす大切な愛犬たちには、少しでも負担を少なく元気でいつまでも過ごしてほしいと考えるからこそ、食事内容だけでなく食事をする時のさまざまな環境を整えてあげたいです。


短頭種だけに限ったことではないですが、暮らしの全体を整えて愛犬も飼い主も快適に心地よく過ごしたいですね!






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